名誉館長制度について
趣旨
平成9年に水の駅「ビュー福島潟」がオープンする際、ポスターや広告宣伝に代わるものとして、福島潟を全国にPRし、自然文化に対する市民への啓発を図るため歩く宣伝塔を目指して名誉館長制度を設けました。
名誉館長事業
令和7年10月13日に開催した講演会の動画がYOUTUBEで見られます。
『2025年福島潟講演会 「国際湿地都市新潟」を歩んでいこう』(2時間8分)
講演会概要・プロフィールはこちら
名誉館長メッセージ
大熊孝名誉館長
大熊孝名誉館長より
水の駅「ビュー福島潟」名誉館長の大熊です。2025年度も引き続き名誉館長を務めさせていただくことになりました。
新潟市が2022年に出水市(鹿児島県)とともに日本初の「ラムサール条約湿地自治体」に認証されたことは昨年報告しましたが、名古屋市が2025年1月に国内第3番目の「湿地自治体」として認証されました。さらに、今年の3月に環境省から「湿地自治体」という呼称を「湿地都市」に変更することが通達されました。今後、「湿地都市」も「世界遺産」と同じように国内外から広く認識され、インバウンド人口が増えるものと思います。新潟の場合、その需要に応えられる「湿地」は福島潟をおいてないと考えています。ご支援よろしくお願いいたします。
2025年4月 大熊 孝
プロフィール
新潟大学名誉教授、NPO新潟水辺の会顧問、日本自然保護協会参与。
1942年 台北生れ、引揚げ後高松・千葉で育つ。
東京大学大学院博士課程修了(土木工学専攻)。
専門は河川工学と土木史。
自然と人の関係、川と人の関係を住民の立場を尊重しながら教育・研究し、国・県・市の各種委員会委員を務めた。
2015年~2021年 新潟市潟環境研究所所長。
2008年 新潟日報文化賞受賞。
2020年『洪水と水害をとらえなおす』(農文協)で毎日出版文化賞受賞。
2021年 土木学会功績賞・出版文化賞受賞。
ダウンロード
※九代目名誉館長 大熊孝講演録 (PDF形式1.8MB)
2021年福島潟シンポジウムより
歴代名誉館長
| 任期 | 名誉館長 | 分野 | |
|---|---|---|---|
| 初代 | 平成9~11年 | 三枝 成彰 | 作曲家 |
| 二代目 | 平成12~14年 | 竹内 敏信 | 写真家 |
| 三代目 | 平成15~17年 | 片岡 鶴太郎 | 画家・タレント |
| 四代目 | 平成18~20年 | 加藤 登紀子 | 歌手 |
| 五代目 | 平成21~23年 | 椎名 誠 | 作家 |
| 六代目 | 平成24~26年 | 加藤 登紀子 | 歌手 |
| 七代目 | 平成27~28年 | 大熊 孝 | 工学博士 |
| 八代目 | 平成29~30年 | 大熊 孝 | 工学博士 |
| 九代目 | 令和元~2年 | 大熊 孝※ | 工学博士 |
| 十代目 | 令和3~5年 | 遠藤 麻理 | ラジオパーソナリティ |
| 十一代目 | 令和6年度 | 大熊 孝 | 工学博士 |
| 十二代目 | 令和7~ | 大熊 孝 | 工学博士 |















